幽霊の玩具箱

没ネタやら裏話やら色々と書き綴る「玩具箱」。「廃棄場」などでは決してありません…よ?

FGOエイプリルフールクエスト2024の後書き

動画編集ばっかりしてるせいでブログに書くことが何もない! それこそ短い奴はYoutubeのコミュニティやTwitterで書けばいい話ですからね!

……等と、云いつつ。もはや一年に一回の更新となってしまったこのブログ。今回もまたFGO二次創作動画、エイプリルフールクエスト2024の後書きとなります。まだ見てない方は↓のURLから動画をチェックだ! 今回は全部見るのに一時間くらいかかる。

youtu.be

さて、今回で四年目となるエイプリルフールクエスト。

相変わらずやると決めていたのは決めていたのですが、今回ばかりは色々と事情が異なりました。

というのも実は、企画段階ではサムライレムナントコラボの続きのようなお話ではなく、「トネリコエスト」なるまったく別物のお話を用意する予定だったのです。

RPGみたいだって思いましたね? そうです古き良きRPG調のお話の予定でした。まぁそれはそれとしてバキバキに心を砕きに行くつもりではありましたが。

しかしこのお話、味方も敵も新キャラだらけという厄介なお話でもありました。味方に難癖付けてきそうな探偵みたいな奴がいる、敵の魔王役やら真の黒幕やらもいる。ねぇこれ三人分もサーヴァント用設定作って立ち絵まで描かなきゃいけないじゃん? となってしまったわけです。

まぁぶっちゃけそれだけならなんとかなったかもしれませんが、このお話を作るのを断念した理由として、「クッッッッッソ長い」というのがありました。ガチで作ると多分FGOのイベントクエスト一本分、動画用に尺を抑えても10分以上の動画が8本以上になりかねないという、明らかに見るのに時間がかかる/見てもらえないであろう長さになってしまうようなお話だったのです。

なので2/16に第一節を書ききった段階でこの話を作るのは諦めました。二ヶ月あっても絶対時間が足りないという判断に至ったためです。

その代案として浮かんだのが今回のお話でした。宮本武蔵という終わった物語に少しだけ続きがあるとしたら、という考えを基に色々膨らませていった形です。

最初はこのお話は第三節くらいで終わるだろう……とか思っていましたが、書いていたら結果的に第五節まで伸びていました。まぁ大体こういう動画を作る時はいっつもこんな感じです。

武蔵ちゃん出すならサムレム要素拾いたいよね、せっかくの和風だし柳生の爺様や英霊剣豪七番勝負要素も出したいよね、DOMANなんで出てきたお前、モーサンカワイイヤッター……とそんな感じでストーリーを組み立てていったわけですが。

三月後半にイドの配信が来まして、今回のお話にて「伯爵」の登場が決まっていたために、二日で駆け抜ける羽目になりました。一応ちゃんと今回のお話には反映した……つもりだったのですが、「伯爵」がピックアップされた時にはもう動画が出来上がっており。まさかマテリアルにあんなことが書いてあるなんて……ねえ? どのツラ案件だよDOMAN。ちなみにイドを駆け抜けて僕の心には廃棄孔が開きました。

そんなこんなでお話を書き上げた結果、今回は思ったより爽やかな感じで終わったなーと自分でも思う事になりました。今までのエイプリルフールクエストはなんというか、ちょっと重い感じで終わる事が多かったですからね。久々に爽やかなお話が書けたのもあって楽しかったです。ただ、伊織君は柳生殿じゃなくて宗矩殿呼びだよなあと動画作ってから思いましたが。

ちなみに第五節の「可惜夜に望む」というタイトルはサムレムの「可惜夜に希う」を基にしているのはサムレムプレイ済みの方ならわかると思うのですが、では何故「望む」にしたのかというと、希うと望むを合わせれば「希望」になるからです。伊織はマスターという希望の星を見つけられた……とでも解釈していただければ幸いです。

というわけで簡単にではありますが、色々語らせてもらいました。前回に続き楽しんでもらえたなら嬉しいです。続編は……あるのかなァ……そろそろ終わりたいなァ……と思いつつ、一旦未定という形にさせていただきます。どうなるかはわかりませんが、今後ともよろしくお願いします。

 

 

――え? 最後にDOMANと坂本さんが意味深な会話をしてた? あれ絶対次回の伏線だろって?

知らないよ徹夜で死にながら作ってたらいつの間にか無意識に予定になかったシーン書いてたんだもん。いや本当に。